阿蘇のおばあちゃんちのお花について

阿蘇のおばあちゃんちではお客様にゆっくり寛いでいただくために、チェックインにあわせてお花を生けています。

日本では花と文化の繋がりは古く、飛鳥時代に遡るそうです。

花を鑑賞して楽しむ行為は世界中で行われてきましたが、日本では四季折々の美しい草花が見られる特別な環境でした。

そのような恵まれた環境の中で、人々の花を愛でる感性が磨かれました。
その証拠に「万葉集」や「古今和歌集」などの歌集にも、花を詠んだ和歌がいくつもおさめられています。

また古の人々は、冬でも鮮やかな緑色を放つ常緑樹に特別な意味を見出し、神の依代(よりしろ)としての信仰対象となり、今でも神棚には榊を飾ったり、お正月には玄関に門松を飾る習わしが残っています。

法華経など経典に華(花)という漢字が使われている事からも分かるように、仏教と花は深い関係にありました。そんな仏教が日本に伝来すると、ご先祖様に花を供える風習(仏前供花)も広まったと言われています。

6月の日本は梅雨の時期。この時期は紫陽花があちこちで咲いているのを見ることができます。

阿蘇のおばあちゃんちでは玄関や床の間にスタッフが季節の花を使ってお花を生けています。

滞在中はリラックスして過ごしていただきたいという心をこめて、季節毎に趣向を凝らしています。

またお越しいただいたときはお花の違いも感じていただけたらうれしいです。

窓辺に季節のお花を無造作に飾っています。どこに何が飾ってあるかお家の中を探してみるのも一興です。

ガーデニングが好きなスタッフは、生け花だけでなく多肉植物の寄せ植えも得意です。

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